こんにちは。どんぐりと太陽です。
2024年3月から7月にかけて、京畿道高陽市の多文化家族支援センターの韓国語の授業を受けました。
前回は韓国語の授業を受けるための前段階として、多文化支援センターでレベルテストを受けたことを書きました。
今回は多文化支援センターでの韓国語の授業の様子と感想を書きたいと思います。
他の市の多文化家族支援センターの授業内容や雰囲気などは若干異なるかもしれませんが、受講を考えている方がいらっしゃれば参考になるとうれしいです。
まずどんな授業を受けたかというと、3月から5月にかけての第1期に二つの授業を受講しました。
① 2024年3月8日〜5月10日
韓国語能力試験対策(オンライン)火、木、金 10:00〜13:00
② 2024年3月11日〜5月13日
話し方(말하기) 完成版 月、水 10:00〜13:00
そして5月から7月にかけての第二期は、授業を一つ受けました。
① 2024年5月20日〜7月10日
書き方(쓰기) 完成版 水、金 10:00〜13:00
オンライン授業が始まる数日前に先生からカカオトークで連絡がありました。
授業はZOOMで行うので事前に先生とみんなで動作確認をすること、そしてネットで教材を購入しておくようにと言われました。
ZOOMの動作確認は決められた日時に、ZOOMに入れるか確認するだけですぐ終わりました。
授業は全て韓国語で行われました。
先生も外国人に韓国語を教えるのに慣れているので、わかりやすい表現で話をしてくれました。
毎週火、木、金の10時から13時まで3時間行われ、授業が祝日と重なった時は休みになりました。
途中で5分くらいの短い休憩と、お昼を跨ぐため何かつまめるように15分の休憩がありました。
それからやむを得ず休む場合、授業日数の8割を出席するようにと言われました。
また授業中にこっそり離席してもカメラ越しにわかるので、サボったりしないようにと言われました。
それから韓国語能力試験(TOPIK)の3級の内容から、テキストを使って授業が始まりました。
授業の進め方はゆっくりで先生が時々生徒に質問をしたり、分からないことがあればその時に先生に聞くという感じでした。
時々授業に飽きさせないために、いろんな分野の話題や雑学を話してくださり、話を聞いていて面白かったです。
宿題も時々あり、勉強した内容を使って例文を書いてみるというものを主に出されました。
書いた内容を写真に撮って先生に送り、先生が添削してくれ、次の授業の時に画面上でみんなの宿題を見せてくれて、このように表現するともっと自然だとか説明してくれたのでとても参考になりました。
話し方(말하기)の授業は週2回、月、水曜日の10時から13時まで、高陽市多文化家族支援センターでありました。
話し方(말하기)の授業も全て韓国語で行われました。
先生は初めての試みとして特定の教材は使わずに、生徒たちが関心がある分野の話題を授業で扱いたいので、自分の関心がある話題を1、2個伝えて欲しいと言われました。
それで童話、韓国ドラマ、社会問題、スポーツ、料理などを題材に授業が行われることなりました。
授業は事前に次の授業で行われる内容のプリントが配られ、分からない言葉を前もって調べておくことができました。
社会問題の授業の時は、ある話題に賛成か反対か、そして理由を簡単に考えておいて、授業で自由に話したり、料理の授業の時は、生徒たちの国の料理の作り方や、どんな栄養があるかなどをプレゼンしました。
話し方(말하기)の授業は、自分の考えを恥ずかしがらずにとにかく話してみる練習になりました。
第二期の5月から7月にかけては書き方(쓰기)の授業を受けました。
書き方(쓰기)の授業も週2回月、水曜日の10時から13時まで、高陽市多文化家族支援センターで行われました。
書き方(쓰기)の授業も全て韓国語で行われました。
私は韓国語の書き方(쓰기)は苦手なのでちょっと難しいかなと思いましたが、せっかくの機会なので受けてみました。
生徒は私を含めて4人しかいなくて、書き方(쓰기)が難しいと思うのはみんな一緒なんだなと思いました。
テキストの最初の方は比較的簡単でしたが、最後の方に進むにつれて長文の作文の書き方のパターンを教わり、宿題も出るようになりました。
長文の作文を書くのに辞書で単語を調べながら、四苦八苦しながら作文を書きました。
そして先生に提出したものを先生が添削してくれて、次の授業でアドバイスをくれるという感じでした。
作文を書くのは本当に大変でしたが、家では試験と違い、自分の考えをゆっくり考えてまとめて書けるので、完成した時はやり遂げた感じがしてとても気持ちよかったです。
生徒たちは多国籍で中国、台湾、香港、日本、ベトナム、フィリピンなど色々な国の人と知り合うことができて、良い刺激になり楽しく韓国語を学ぶことができました。
そして韓国語を教える先生が外国人に慣れているので、話したいことを辛抱強く上手に引き出してくれたので、少し自信がついたように思います。
宿題がよく出たので正直ちょっと大変だったのですが、振り返って考えてみると自分の韓国語の能力が少しアップしたのを実感できたのでよかったです。
韓国語能力試験(TOPIK)は韓国政府が主催し、世界70ヵ国 以上の韓国語学習者を対象とした韓国語の能力を測る試験です。 韓国政府のもとで開催されているため、問題文が韓国語で記述されていることが特徴です。
韓国では年6回、日本でも年3回、大学などでTOPIKの試験が行われるようです。
韓国でTOPIKを申し込む時のサイトです。
日本でTOPIKを申し込む時のサイトです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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