こんにちは。どんぐりと太陽です。
日本は2月から4月にかけスギ花粉が多く飛び、花粉症が辛い方が多いと思います。
韓国にも花粉症があるのか調べてみたら、やはりあるようです。
少し前の2021年4月4日のソウル聯合ニュースの記事に「花粉は韓国の成人の17.4%、青少年の36.6%が罹患(りかん)するアレルギー性鼻炎の主な要因となっている」とありました。
そのため韓国気象庁はマツとブナ科の花粉に関する情報を4〜6月、雑草類は8~10月の期間にウェブサイトで情報を提供しているそうです。
ちなみに韓国語では花粉症のことを「꽃가루 알레르기(コッカル アレルギ)」といいます。
「꽃가루(コッカル)」の「꽃(コッ)」は花、「가루(カル)」は粉という意味です。
ただ日本に比べてスギの木が少ないため、周りの人達で花粉症の人をあまり聞いたことがありません。
韓国はマツの木が本当に多くて街路樹や庭園に必ずと言っていいほどよく植えてあります。
4月後半になるとマツの花が咲く時期になり、枝を揺らすと大量の花粉が飛び散ります。
そして風に乗って花粉が運ばれるそうです。
(私は実際に枝を揺すったことはありませんが…)
マツの花粉の粒子は重くて、黄色なのですぐ分かります。
雨が降った後は道路の端にマツの黄色い花粉が溜まったり、車も花粉で黄色くなります。
特に黒い車はマツの花粉が一目瞭然なので悲惨な状態です。
そして家に掃除機をかけると掃除機が吸ったほこりがマツの花粉で黄色くなるほどです。
韓国に引っ越してきて初めの年は、この季節に家の中にマツの花粉が入ってくることを全然知らず、この黄色い粉は何だろうと不思議に思っていました。
中国と陸続きの韓国では黄砂とPM2.5の被害が深刻です。
中国とモンゴルで砂嵐が吹き荒れる3月末から4月になると被害を訴える人が急増します。
ちなみに韓国ではPM2.5という言葉ではなく、「초미세먼지(チョミセモンジ)」と呼びます。
日本語にすると「超微細粉塵」になりますね。
日本と同様に天気予報に合わせてその日の飛散予測がなされていて、空気が悪い時は外出を控えるように言われたりします。
韓国語でマツの木は「소나무(ソナム)」と言います。
そしてマツのことを「송(ソン)」と言います。
秋の収穫の時期になると「송편(ソンピョン)」という餅をよく食べます。
色とりどりの餅の中に栗やなつめやゴマを入れて、マツの葉っぱで蒸した伝統的なお餅です。
今では年間を通して売っているので、韓国に旅行で来られた時はぜひ食べてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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