ヨルムギムチ(間引き大根のギムチ)を作りました(열무김치)
こんにちは。どんぐりと太陽です。
毎週火曜日に私たちの住むアパートの横に市場が立つので時々利用しています。
以前の記事でも少し書いたのですが、韓国語で市の立つ日のことを장날(ジャンナル)といいます。
장날(ジャンナル)には八百屋さん、魚屋さん、乾物屋さんだけでなく屋台も並びます。
韓国の魚屋さんで魚を捌いてもらいました
こんにちは。どんぐりと太陽です。 私たちのアパートの近所にはスーパーがなくて,一番近くの八百屋さんに買い物に行くのに15分歩きます。 ちょうどいい運動にはなるのですが、重いもの
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八百屋さんや魚屋さんは大体朝9時頃から夕方6時くらいまでお店を開けていて、屋台は夜9時くらいまでやっています。
それで5時頃に野菜や魚を買いに行くと、安くしてくれたりおまけをくれたりします。あと少しだけ残っていて、どうしてもお店が全部売ってしまいたいときに安くしてくれることが多いですね。
先日八百屋さんに行ったらヨルム(열무)を勧められました。ヨルム(열무)とは間引きした大根で、根っこはまだ成長しておらず葉っぱだけが茂っている大根のことです。八百屋のおばさんから「朝は一箱2万7千ウォンで売ってたんだけど、あと一箱だけになったから2万ウォンにするけど買わない?ヨルムギムチ(열무김치)をつくるといいよ」って言われました。ギムチを作るのに3~4時間位かかるので、やる気がかなりいります。どうするか迷いましたが思い切って買い、「ヨルムギムチ(열무김치)」を作ってみました。
「ヨルムギムチ(열무김치)」はスープもごくごく飲めるタイプのギムチもあるのですが、今回は長く食べれるようにスープなしのギムチを作ってみました。私が作った実際の量で作り方をご紹介しますね。
「ヨルムギムチ 열무김치(間引き大根のギムチ)」の作り方
<材料>
ちょっと辛めなので、辛いのが苦手な場合はゴチュカルとミョルチエキスを減らしてくださいね。
・ヨルム열무(間引き大根) 4㎏
・塩漬け用の塩 適量
・ゴチュカル고추가루(韓国の粉唐辛子) 400g
・ミョルチエキス멸치액젓(いわしエキス) 200ml
・セウジョ새우젓(アミの塩辛) 大さじ8
・長ねぎ 3本
・セリ 2束(なくてもOK)
・すりおろしにんにく 大さじ10
・すりおろししょうが 大さじ2
・砂糖 大さじ5
・白玉粉 大さじ8
・水 500ml
<作り方>
1. ヨルム열무(間引き大根)を水でよく洗い、細くなった根っこの部分を切っておく
根っこの白い部分も食べれるのでなるべく残してくださいね
2. たらいにヨルム열무を少し入れて、塩をまんべんなくかける この作業を繰り返す
3. ヨルム열무を1時間ほど漬けておく 時々混ぜて上下を反対にするとよく漬かります
一時間たつとだいぶボリュームが減ります
4. 塩漬けして一時間たったヨルム열무を水で洗い、水気を切っておく
5. ゴチュカル고추가루300gをボウルに入れ、ミョルチエキス멸치액젓を入れよく混ぜてしばらくおく
(硬さはボールのような感じ)
※この手順をするとゴチュカルの癖のある匂いを消せるとシオモニ(姑)が教えてくれました
6. 鍋に白玉粉と水を入れて軽く火にかける(サラサラの状態でOK)
7. 火を止めた鍋に残りのゴチュカル100gを入れてよく混ぜ、冷ましておく
8. たらいに水を切ったヨルム열무を入れ、セウジョ새우젓、斜め細切りにした長ねぎ、10㎝ほどに切ったセリ、すりおろしにんにく、すりおろししょうが、砂糖を入れる。さらに5と7を入れてよく混ぜる
9. 保存用の容器に入れて一晩室内においておくと発酵させることができます
その後冷蔵庫に入れて保存してください
漬けてすぐは辛さが先にたちますが、3日程たつと熟成してきて甘みが出てきます
食べるときは食べやすい大きさに切って、白ごまを上にかけてくださいね
焼肉と一緒に食べたり、冷麺にのせたり、ビビンパブに入れてもおいしいです!