シオモニのキムチでキムチチゲ(김치찌개)
こんにちは。どんぐりと太陽です。
韓国では毎年11から12月にキムジャン(김장)をします。
キムジャンとは長い冬に備えて、春先まで食べるキムチを大量に漬けることです。
2013年にユネスコ世界無形文化遺産に韓国の文化として登録されたそうです。
最近では市販のキムチが手軽に手に入り、食生活の変化でキムチの消費が減りつつあります。
スーパーでキムチを買おうとすると、自家製のキムチよりもかなり割高になってしまいます。
それで自家製のキムチを漬ける習慣は、今も韓国の女性たちにとって1年の中でも一大行事です。
現在はコロナのこともあって、去年のキムジャンは一緒にすることはできず
シオモニ(시어머니)、つまりどんぐりさんのお母さんから大量のキムチをもらいました。
2年前のキムジャンは私たちもお手伝いしたので、2軒分のキムチ作りは大変だったろうなと思いながら
ありがたく頂戴しました。
さて去年11月に漬けたキムチも、もう3ヶ月経ってだいぶ熟成してきたので、
キムチチゲ(김치찌개)を作りました。
キムチチゲは時間が経ったキムチで作ると美味しいのです。
なるべく日本にある材料で作れるように書いていきますね。
キムチチゲ(김치찌개)の作り方
<材料>(18cmの鍋一杯程度)
- 白菜のキムチ 250g
- 豚バラ肉(サムギョプサル用の厚さ1cm位の肉がオススメ)200g
- 玉ねぎ 1/2個
- 長ネギ 1/2本
- えのき(きのこ類ならなんでもok)1/2束
- にんじん 2cm
- 豆腐 200g
- 煮干しと昆布のだし汁 650ml
- キムチの汁 50ml
- 粉唐辛子 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 卵 2個
<作り方>
1. キムチと豚バラ肉は一口大に切る
2. 玉ねぎは薄切りにし、長ネギは細めの斜め切り、その他の野菜と豆腐は食べやすいように切る
3. 底の厚い鍋にキムチと豚バラ肉、玉ねぎを入れてよく混ぜ、10分ほど味を馴染ませる
4. 鍋に火をつけ2分ほど炒め、粉唐辛子、料理酒、砂糖を入れ弱めの中火でさらに2分ほど炒める
5. だし汁とキムチの汁を鍋に入れて、蓋をして煮立ったら火を弱め5分煮る
6. 残りの野菜と豆腐を入れて5分ほど煮る
7. 野菜に火が通ったら、卵を割って鍋に入れ卵に火が通ったら出来上がりです!
卵を入れることで辛さが和らぎ食べやすくなりますよ。
なるべく化学調味料を使いたくないので、ダシダは入れずに作りました。
粉唐辛子も辛さがいろいろあって、辛いものを使うと辛い(当たり前ですが)ので
量を減らしてもいいと思います。
日本のスーパーで売っているキムチで作る場合、少し甘めに出来上がるかもしれません。